COLUMN

弱酸性次亜塩素酸水で感染予防・空間消臭を同時に

T.HIGUCHI

TH(プロデューサー)

日常生活を送る上でどうしても避けて通ることができないのが細菌やウィルスの感染。
公共の場において、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどの感染リスクは常に存在する。これらの対策として効果的なのが「弱酸性次亜塩素酸水」だ。

次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムと二酸化炭素、あるいは希塩酸等を混合して生成される次亜塩素酸(HClO)水溶液だ。インフルエンザウイルスやノロウイルス、O-157はもとより、ボツリヌス菌・ウェルシュ菌に至るまで、様々な細菌やウイルスを数秒から数分のうちに死滅させる効果があり、漂白剤などに含まれる次亜塩素酸ナトリウムと同一濃度で比較すると、約80倍の除菌力があるとされている。また、高い消臭効果も有しており、アンモニアやトリメチルアミン、硫化水素、メルカプタン類など、臭いの元となる成分を酸化分解することで、イヤな臭いを元から断つことができる。

「弱酸性次亜塩素酸水」はPH6.5~PH5.5で最も高い効果を得られる。高い除菌・消臭効果を持ちながらも、弱酸性のため人体・環境にも安全。厚生労働省から食品添加物として認可されており、皮膚に触れても安心だ。
この「弱酸性次亜塩素酸水」は、専用の加湿器などで噴霧することで、空気中に漂う細菌やウイルスを死滅させ、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどの感染を予防。加湿器内の雑菌繁殖も抑制するため、加湿器内で繁殖した汚染微生物の飛散によって引き起こされるアレルギー性の呼吸疾患などの心配もない。つまり、一石二鳥の効果が得られるのだ。

病院や学校などの公共施設の二次感染予防、食品工場や厨房などの食中毒対策などに、この弱酸性次亜塩素酸水の利用を検討してみてはどうだろうか。

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